「日本代表応援広告での写真改変について」 (浦和公式)
「勝ちTキャンペーン告知広告のお詫び」 (KIRIN)
広告は目にしてたけど、深く考えてませんでした。
どうせなら、最初から全部CGで作っとけば問題なかったのにね。
という問題ではなく。
気になったところが1つ。
レッズ側は「クラブカラーは掛け替えのないシンボル。サポーターの気持ちを軽視している」と抗議。キリン広報部は「日本サッカー協会などに許可を得ていたが、結果的にレッズサポーターや関係者に不快な思いをさせ、深くおわびする」と陳謝している。「サッカー協会など」…「など」…。
サッカー協会は使用を許可したって所がねぇ。気になるんですよ。
この「もにょ感」を上手く文章にできないのだけれど、サッカー協会とチームとかサポーターとの温度差があるという事なのかな。 サポのチームカラーに対する思い入れはすごいよ。 私なんぞ、黄緑と青のモノがあったら、それだけで寄ってっちゃうもん。 サッカー協会の癖に、認識が甘いよね。つか、サッカー協会の人たちだからなのかな?
あとは「など」が気になる。すごく気になる。Jリーグも許可してるんじゃないだろうか。それとも、Jフォトか?
この件に関して「使用許可を出した」日本サッカー協会は,
今の時点でコメントなし。 リーグ戦の写真を管理しているはずのJリーグフォトもJリーグ公式もコメントなし。
是非コメントを出して欲しいところです。
う〜ん。
■追記
まぁ、考えてみたらJからのコメントはないか。
浦和公式にサッカー協会からも話があったって書いてあったし、こっちもないかなぁ。
KIRIN→発注→広告会社
広告会社→「こういう写真を使ってこんな広告作ります」→KIRIN
KIRIN→「写真広告に使いたいから貸して」→サッカー協会
サッカー協会→「写真出して」→Jリーグ
Jリーグ→「写真出して」→「Jフォト」
って、流れかな…。出したJフォトやJリーグは使い道を知ってたかどうか。
やっぱサッカー協会が甘々なんじゃん?
■追記 その2
「JFAニュース」(JFA)
「「サッカー日本代表応援キャンペーン」広告における写真の無断加工についてのご説明(07.05.10)」
写真の使用許可に当たっては、通常、制作会社から日本サッカー協会に写真使用の申請が出され、所定のフォーマットに記入された内容を確認の上、制作会社に対して写真使用の許諾を出しております。
しかしながら、今回、制作会社である電通から申請が来た際、浦和レッズの観客席の写真を青く加工するという説明も申請もなかった上で、広告主であるキリンビールも日本サッカー協会もその事実を知らないまま許可を出し、このような事態を招いてしまったものです。
「キリン広告問題:日本サッカー協会専務理事、遺憾の意示す」(毎日)
日本サッカー協会の田嶋幸三専務理事は10日、「事前に広告をチェックして写真使用の許可は与えたが、広告を製作した代理店からは、浦和戦の写真をもとにしたという説明はなかった」と語った。
Jフォトの申請って「○○の写真を使わせてください」って申請の方法じゃないのか?
「写真使用の許可」を与えたって事は、浦和の写真だったって事はわかってたんじゃないのかなぁ?
結局チェックが甘かったという事?
責任を製作会社(電通)に全部押し付けているようにしか見えないんだけどなぁ。