「だれにでも分かる明快なルールをつくり「透明化」する」(nikkei BPnet)
ラグビーの清宮克幸監督のコラムである。 下記のコラムは第3回だが、是非最初から読んで欲しいと思う。
もう1つ大切なことがある。「清宮はどんなプレーをプラス評価し、どんなプレーをマイナス評価するのか」という尺度を選手たちに伝える作業だ。これが、ルールを「透明化」する作業である。具体的に言うと、私は、トライした選手や、相手の陣形を突破して何十メートルも走り抜けた選手ばかりを評価していたわけではない。緩いプレーをしていないかどうかも、評価の大きな柱にしていた。緩いプレーとはミスのことではない。集中していないプレー、向上心のないプレーのことだ。そして、ビデオ撮影したもので選手の動きをチェックする。 チェックの後に選手と一緒に、「いいプレー」と「悪いプレー」を示す。
これで共通のルールが明確化する。 どんなプレーが評価されるプレーで、悪いプレーとはどういうものなのか。
明快なルールをつくり、それを透明化することは、チームに緊張感をもたらすとともに、選手のモチベーションを維持・向上させた。これはプロサッカーでも言えないだろうか。 1年のシーズンは長い。 「なぜ俺が出れないのか?」と不満を持つ選手もいるかもしれない。 そこで「ルール」が明確になっていれば、出れない理由がはっきりとし、出場するためには何をしなければならないか、がはっきりする。 これはチームの仕事。
そしてチームの仕事はもうひとつ。 サポータともビジョンを共有してもらう事。
スグにJ1昇格!とか言わないで、きっちりとした中長期の計画が欲しい。
勝てば観客が多くなるとか思ってないと思うが、勝った時だけ来る客は、負けると来なくなる。 負けても勝ってもいつでも来てくれるような観客を増やすのには、どういう手段が必要なのか、是非チームには考えて欲しい。
週末は試合前にサポミが開催される。
日時 10/21(土)10:00〜12:00色々な事情があって、たぶん行けないと思うが…。
場所 平塚総合体育館内A会議室
反省であるならば、「駄目出し」ばかりをせずに「良かったところ」にも目を向けて欲しい。 そして、具体的にその理由を考え、今後どうするかを具体的に提案する。 良かったところならば、それをどうやって継続させていくのか。 更に良いところを伸ばすのにはどうすればいいのかを提案する。 それが反省。
サポミをするのは、とてもいいことだと思うし、上記のコラムにもあるとおり「話合う」という事は重要。 是非、実りあるものになるといいな、と思う。