試合が終わって、周りが帰り始めた時。 小学生ぐらいの男の子が手に一杯持っていたゴミの中から、使った後のソースのパックを通路に落としてしまいました。 小学生は気がつかずに、そのまま通路の階段をのぼって行きました。
それに気がついた私は、階段をのぼっていく人が切れたら取ろうかなぁ〜とか思って見てました。 そしたら、その人の流れの最後を歩いていたユースの子が一瞬の逡巡の後、階段に落ちていたゴミを拾って自分が持っていたゴミと一緒に持っていきました。
たぶん、彼は1年のGKの松本くん…でいいのかな?
えらいよ、えらい! 他人のゴミも拾える子は、いいよ。
負け試合のあとで荒みそうな気分だったのが、少しさわやかな気分になりました。
社長が掲げたマニフェストにある「規律・姿勢を重んじた選手育成」が実を結びつつあるのか。 もしくはその子の素質か環境か。
とにかく、私は(負け試合にも関わらず)少しほんわかした気分で帰ってこれたのでした。