今まではOperaが作成し提出していた標準仕様草案を、Mozillaも入って共同で作成しはじめた。というニュースです。
Webサービス標準仕様草案ってのは、W3C(英語)のワーキンググループで扱ってるもんなんですね。W3CはWebのイロイロなことを取り決めています。使っているHTMLの仕様もここで決められてます(守られてないがな…) イロイロな基準の日本語訳集はこちらです。
さて、これのどこが問題なのか?という事について。
シェアNo.1のブラウザIEでは、かなりゆるいHTMLの解釈をしている。 →間違った文法でも見た目は正しく表示されてしまう。 →現在でもIEとその他のブラウザの見え方が違うのに、仕様に準拠したWebアプリケーション(ブラウザ)で見るのとIEで見るのとでは大きく変わっていくであろう事が推測されます。
この標準仕様草案ってのは、HTMLだけではなくXMLとかとのI/Fも決めてあるそうなんで、Microsoftの出方が気になるところ。割り込んで入るか?やっぱり独自の路線を貫くのか?今後の動向が楽しみです。
同草案は冒頭で、「Web アプリケーションは、既存の技術が十分カバーしきれていない重要な分野だと思う。
この問題に対し、共同開発する仕様よりも先に、特定1社のソリューションのみで対処する恐れが高まっている。
この分野で他社に伍していくために、理想的には、共同開発仕様を実装したユーザーエージェントを今年中にリリースしたい」と述べている。
上記の特定1社がどこを指すのかは、言うまでもないっすね。
ただし、配役が違っていて、主演と助演が逆になっています。
# ここにもメビウスの輪?
メビウスというか・・・ラベンダーの香りで時をka(ry