「そのシーン自体は、ぼくのなかではあまり大きな問題ではないんですよ。ただ――今日は全体的に笛に力がなかったと思います。たとえばゴールキックなのかフリーキックなのかハッキリしないとか、ボールがアウトになった際にどちらのボールかすぐに示されないとか、判定にすごく間がありましたよね。そういったことはゲームをおもしろくなくしてしまう。だから、判定うんぬんではなく、自信をもってハッキリ吹いてもらうことが大事だと思います、ゲームのレベルを全体的に上げるために」いい事を言った!
「そのシーン」というのは、PKにも見えた場面だったけれど。PKだったら勝ち越ししていたかもしれないけれど。
でも、この試合岐阜も同じような事になっている。後半、湘南ゴール前で左サイドで選手が倒されたシーン。 長い目で見れば、有利な判定も不利な判定もプラスマイナスゼロになるんじゃないかな。
このオフにスカパーでレフリー座談会をやってたけど、それを見てものすごく審判に対する見方が変わったし。 色々な事を考えて、視点をどこに合わせるのかとか、その選手の特性とかをも加味しているとか。
そんな番組を見ても、やっぱり審判の笛には色々言いたくなる。 お願いだから「つじつま合わせ」とか「さっき取らなかったから、これはその分」とか、一貫性のないジャッジだけはしないで欲しい。
試合をコントロールするのはレフリーだもんね。 面白くするのも、つまらなくするものレフリーのさじ加減か。
さじ加減といえば、去年の事(33節08/8/30 vs草津)。今は大宮に移籍した石原が、DFに囲まれてて倒れそうで倒れずにそのままボールをキープしてパスを出し、それを起点に得点したゲームがあった。あの時、レフリーは石原へのファールを取らず、そのままアドバンテージを取って流していた。 もちろん石原が倒れたら笛を吹いてたのだろうけれど、石原の信念として倒れたくないという事で、DFを抜きさってバランスを崩しながらもボールをキープしていた。 そういうエキサイティングな場面を作るのも、レフリーのさじ加減ヒトツだよね。
レフリーは自信を持って笛を吹いていただきたい。
根拠のない自信がありすぎるのも困るんだが。
そういえば、副審はもっと自己主張してもいいと思う。 回数少ない副審ほど、主審の後で旗揚げてない? そういうの見るとイラッとするんだよねぇ…。
見てるこちらも色眼鏡をかけないでレフリーを見なきゃだよね。
リスペクトしないとだよね…。
……頑張るよ。 だから応えて欲しいと思うんだよね。
#そういえば、この試合の前だっけ?後だっけ?オシム前代表監督がどっかのニュース番組で同じようにレフリーに対して話してたのって。