2005年12月30日

その足跡は突然途切れ。

image/fuko-2005-12-30T20:15:39-1.JPG

彼の生涯を描いた映画を高校生の
ころだかに観ました。映画自体の
完成度は決して高くないと今でも
思っていますし、彼の思想の全てを
受け入れることは俺にはできません。

が、その映画を観て、類稀なる
インパクトを受けたのを覚えています。
情緒不安定気味だった思春期の事、
ってのを差し引いても、あの衝撃は
未だにどこかに残っています。

今日、彼の臨終の地となった場所へ
行きました。死のまさに数分前、
彼が歩いた足跡がそのまま
モニュメントとして地面に
残されています。そしてそれが
突然に途切れる。本当に、唐突に。
その途切れた場所が、彼が銃弾を
受けた場所なのです。

「あっさりとヒトは死ぬのだな」。
どんなことを生前にしても、
もちろん、しなくても。

そんなことをつらつら想いながら、
暖かな冬の昼下がり、ふらふらと
今は記念館になっているその場所を
歩いていました。
posted by 風子 at 20:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | ヤツハシくんの旅行記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
旅は人を(特に男を)詩人にするな・・・・
Posted by Hiro at 2005年12月31日 13:04
風子が、足跡とか受け入れることは
ヒトを完成するよ♪


Posted by BlogPetのふく姫 at 2006年01月02日 09:10
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