ヴァラナシからコルカタへ向かう電車。
今回の旅ではインド国鉄はほとんど遅れが
なく、噂に聞いていた「10時間や20時間の
遅れはザラ」というのは古き良き時代の
話なのだと思っていた。まあ、終わって
みればわずか2時間のdeleyで済んだけれど、
到着プラットホームが変更に次ぐ変更で、
最終的にはアナウンスと全く違うホームに
入ってくる始末。帰省ラッシュばりの
混乱の中、同じ列車の同じ車両にのるはずの
韓国人の女のコ3人と知り合った。コドモは
泣くわ老婆は叫ぶわチャイのカップは
飛び交うわ、の中で彼女たちとどうにか
目的の列車に乗り込むことに成功。
(実は違う列車に乗り込み走り始めて
あわてて飛び降りた事や、護衛の兵士の
制止を振り切り別車両から乗り込んだって
事はまた別の話。)
大混乱が収まり、親近感を得た我々(俺を
含めた日本人男子2名、韓国人女子3名)は
車内でひとしきり話し込み打ち解けた。
「じゃ、おやすみ。また明日」と言いつつ
寝台に潜り込んだ30分後、その韓国人のコが
俺達の寝台のところまで来る。「なんか変な
インド人があたし達のとこに来てるの。
助けてくれないかな?」と泣きそうな顔で。
そう言われれば行かないワケにはいかない
でしょ。で、彼女達の寝台に行くとすっかり
出来上がったインド人がふんぞり返っている。
はじめは慇懃に「さ、あなたの寝台はここじゃ
ないでしょ。俺達といっしょに戻りましょ。」
と言っていたが、ラチがあかないので
「チケット見せろよテメー。早くしないと
護衛の兵隊呼ぶぞコラぁ!」と叫んだり
してる間に近くの乗客が割って入ってどうにか
その酔いどれインド人はいずこかへ去って
行きました。
落ち着いたあと、女のコたちに「大丈夫だった?
なんかまたあったら俺達の寝台はそこだから、
また言いにきな。」とイナセな台詞を残して
寝台に戻る俺達。(内心、「これは、明日は
デートだよな、当然。うひひ。と思ったことは
別の話ではない。)
で、コルカタに着くとタクシー相乗りで安宿街と
して有名なサダル・ストリートへ。彼女たちが
泊まる予定のホテルまで行き、部屋を見ることに。
が、どうも部屋がお気に召さないらしぃ。
「じゃ、別のホテルへ行こか」となったとき、
別の韓国人の男のコたちが出現。瞬間的に
母国語で打ち解ける彼ら。玄界灘と済州島より
遠い距離に置いていかれる俺達日本男児。
「あたし達、ここに泊まることにする。だって、
韓国人のコが多く泊まってるから。」
そーですか。そーでしょーとも。母国語で
話した方が楽だしね。酔っ払いと格闘してなくても
同じ言葉を話す相手の方が理由ないけど信用
できるよね。うんうん。分かるよ。じゃ君達は
そうやってずっと自分達だけでコミュニティを
海外まできて作ってればいいさ。ふんだ。
という悪態は全くつかずさわやかに分かれた
俺達でした。ちっ。
あの有名な「サダル・ストリート」は、
来て見たらどーってことのない街でした。
画像でどぞ(笑 ホントはもっとラブリーな
画像を送るはずだったのに(苦笑
【ヤツハシくんの旅行記の最新記事】
それも旅の醍醐味だ 頑張れ日本男児!
「別の話」あたりを一つよろしく(笑)
話を聞く時には世界地図が必要かもしれないけどね。
がんばれ〜!日本男児!
多いですな。反省。
新戦力やら試合日程やら発表
されているようですが、今イチ
実感が涌かないなぁ。トノが
戻ってくるのは感慨深いものが
ありますが。
今日デリーに戻って、明日の夜に
帰国の途に就きますw
日本は寒いですか?w
元旦・2日は雪が降るかもしれません。
(今の所雨の予報だけれども!)
ワリカンのはずのタクシー代は
払ってません(苦笑